便を深く知るー食べ物のカスではない?

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便に含まれるものは、ほとんどが水分です。ほとんどが水分と聞いても、すぐには信じられないと思いますが、便の60~70%が水分とされています。中には80%が水分としているものもありますが、便に含まれる水分が多ければ軟便や下痢、少なければ硬い便になります。

「便は食べ物のカスじゃないの?」

食べ物から必要な栄養を摂取したカスが便だと考えている人が多いのですが、食べ物のカスは5%ほどしかないといわれています。

水分が70%として、食べ物のカスが5%とすると、残りの25%は何なのでしょう。食べ物のカスの5倍もあります。

これは腸内細菌といわれています。さまざまな学説があり、まだ正確なところは定まっていないのですが、善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)や悪玉菌(大腸菌など)の生きている細菌と死んでいる細菌が、腸内には1,000種類以上いるといわれ、その数は数十兆~1,000兆個とされています。

また、腸壁にも無数の細胞があり、その細胞も新陳代謝で死んで剥がれてくることがあります。腸内細菌と腸壁の死んだ細胞なども便に含まれることになり、これらが残りの25%を占めているのです。一説では、腸内細菌と腸壁だけで1~1.5kgになることもあるそうです。

便秘の悪影響は、体のさまざまな部分に表れます。

便秘になると多くの人が感じるのは、「おなかの張り」ではないでしょうか。腸に便がたまっているのですから、おなかの内側から圧迫感があり、不快なだけではなく、腹痛になることもあります。

便秘の便を踏ん張って出そうとすることで痔になってしまう人もいます。固い便を出すときに切れてしまう人もいますね。

便が腸にたまっている時間が長くなりますから、硫化水素、アンモニア、メタン、活性酸素などの有害物質が発生し、それがおならになったり、さらに腹圧を高めて張りや腹痛を引き起こします。

これらの有害物質や毒素は便として排泄されるものですが、腸内で便の外に出ることで、再び腸壁から体内に吸収されることもあります。これが生活習慣病やガンを発生させる要因になるという説もあります。

腸内に住む腸内細菌にも便秘は悪影響を与え、クロストリジウムなどの悪玉菌を増殖させてしまいます。便秘は肌荒れやくすみ、肌トラブル、口臭、肩こり・偏頭痛などを引き起こすこともあり、肥満の原因の一つとも考えられています。


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