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9月 2015

ダイエットと腸内環境の関係・・・思った以上に密接

腸内環境とダイエットの関係は、とても強いものがあります。

腸内環境が悪い人がなるものとして、真っ先に思い浮かぶのが「便秘」です。便秘はダイエットの大敵であり、美容でもそうですよね。腸内環境が悪いと便秘だけではなく、下痢になる場合もあります。

腸内環境が悪いというのは、腸内の悪玉菌が善玉菌より優位になっていることを言いますが、悪玉菌が多い人の特徴は、食事に肉類が多いことが挙げられます。肉類は消化に時間がかかるので、腸内にとどまる時間も長くなります。そのうちに腸内で腐敗が進み、有害物質を出すなど腸内環境を悪化させるのです。

また、ワシントン大学の研究で「デブ菌」というものの存在が明らかになりました。ファーミキューテス菌がそれなのですが、この菌も腸内細菌の一つのグループなのです。反対に、バクテロイデーテスという「ヤセ菌」もあります。これらデブ菌とヤセ菌のバランスもダイエットには重要と考えられていて、どちらも腸内細菌ですから、腸内環境を整えることがダイエットにつながるわけです。

腸内環境がいいと自律神経にもいいといわれています。自律神経がよければ、腸内環境にもよいともいわれています。つまり、腸内環境と自律神経の関係は、どちらもお互いに作用しあっていて、重要な関係といえます。

体が健康であるためには、キレイな血液が、さらさらと全身を流れることが必要です。キレイな血液は腸で作られるといわれていて、腸内環境のバランスが整っていることが求められます。

逆に、その腸の動きをコントロールしているのは自律神経ですから、自律神経が正常でなければ、腸内環境も悪くなってしまいます。

また、自律神経失調症やうつ病などは、脳内のセロトニンが不足することが原因とされています。セロトニンを増やすためには乳酸菌がよいとされています。これは、乳酸菌が腸内環境を整える効果があるからです。セロトニンを増やすにはトリプトファンが必要ですが、トリプトファンを含む食材を摂っても、腸内環境が整っていないとセロトニンは生成されません。

このように、腸内環境と自律神経は、お互いに作用しあっていて、とても大きな関係があるのです。

便を深く知るー食べ物のカスではない?

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便に含まれるものは、ほとんどが水分です。ほとんどが水分と聞いても、すぐには信じられないと思いますが、便の60~70%が水分とされています。中には80%が水分としているものもありますが、便に含まれる水分が多ければ軟便や下痢、少なければ硬い便になります。

「便は食べ物のカスじゃないの?」

食べ物から必要な栄養を摂取したカスが便だと考えている人が多いのですが、食べ物のカスは5%ほどしかないといわれています。

水分が70%として、食べ物のカスが5%とすると、残りの25%は何なのでしょう。食べ物のカスの5倍もあります。

これは腸内細菌といわれています。さまざまな学説があり、まだ正確なところは定まっていないのですが、善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)や悪玉菌(大腸菌など)の生きている細菌と死んでいる細菌が、腸内には1,000種類以上いるといわれ、その数は数十兆~1,000兆個とされています。

また、腸壁にも無数の細胞があり、その細胞も新陳代謝で死んで剥がれてくることがあります。腸内細菌と腸壁の死んだ細胞なども便に含まれることになり、これらが残りの25%を占めているのです。一説では、腸内細菌と腸壁だけで1~1.5kgになることもあるそうです。

便秘の悪影響は、体のさまざまな部分に表れます。

便秘になると多くの人が感じるのは、「おなかの張り」ではないでしょうか。腸に便がたまっているのですから、おなかの内側から圧迫感があり、不快なだけではなく、腹痛になることもあります。

便秘の便を踏ん張って出そうとすることで痔になってしまう人もいます。固い便を出すときに切れてしまう人もいますね。

便が腸にたまっている時間が長くなりますから、硫化水素、アンモニア、メタン、活性酸素などの有害物質が発生し、それがおならになったり、さらに腹圧を高めて張りや腹痛を引き起こします。

これらの有害物質や毒素は便として排泄されるものですが、腸内で便の外に出ることで、再び腸壁から体内に吸収されることもあります。これが生活習慣病やガンを発生させる要因になるという説もあります。

腸内に住む腸内細菌にも便秘は悪影響を与え、クロストリジウムなどの悪玉菌を増殖させてしまいます。便秘は肌荒れやくすみ、肌トラブル、口臭、肩こり・偏頭痛などを引き起こすこともあり、肥満の原因の一つとも考えられています。

大腸がんは腸内環境とも大きく関わっている可能性

大腸がんは、大腸内にがん細胞が出来てしまい、ポリープが巨大化したような状態となったものです。初期症状がほとんど見られないのですが、便の様子がおかしくなったり、明らかに腸内出血が増えるようになり、おかしいと感じることが増えてきます。便を出しても出しきれないような気分も増えて、明らかに違和感を感じます。

がん細胞ですから、当然悪化すると他の部分にも影響が出てきて、転移が起こります。大腸がんから他の部分に転移して、全ての臓器が不全となって亡くなるケースも多くなっています。現代の死亡原因の中で、かなり高いと言われているのが大腸がんであり、原因を取り除くことが重要となっています。

大きな状態になると、全く便が出なくなったり、おならも出なくて不安になることがあります。これは末期の状態に近いので、明らかにおかしい時は診察を受けてください。酒やたばこが大きな原因とされており、これらを取り除くと抑えられることもあります。

大腸がんの検査を受けるためには、大腸に内視鏡を入れる必要があります。肛門から内視鏡を入れて確認し、ポリープなどが無いかをチェックしていきます。明らかにポリープと呼ばれるようなものがあれば、初期症状かどうかを判断して、可能であれば切除するようにしています。これが内視鏡検査です。

特に問題のないような状態なら、そのまま内視鏡を抜いて終わりになります。検査で何らかの異常が見つかった場合、内視鏡を入れて切除できるならそのまま切り、無理なら手術を受けることとなります。大腸がんが発覚するのも、内視鏡検査が多くなっているため、定期的に受けることが必要な検査となっています。

これによって、現在の大腸が分かるようになっています。この部分に異常が出来ているようなら、間違いなくポリープのようなものが大量にできていますので、検査の結果を踏まえて、切除するかどうかをゆだねることとなります。問題が無ければ良かったと思っていればいいです。